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72年デビューアルバムのファーストナンバー
今も愚かだけど幼い頃はもっと愚かだった
中坊から高校一杯
俺はアサイラムフリークだった
駆け込み寺という名前の、青空に門が浮かぶレーベル
ジャクソンブラウン、リンダロンシュタット、イーグルス、トムウエイツ、ウオーレンジボン・・・
このバンドもアサイラムだけど
全然アコースティックギターが鳴らないし
ヴォーカルはキーボードだし
違和感満点で
当時はほったらかし
そして、社会にでて、どうでもいいことばかりの世の中を知り
どうでもいいことだけで人生を生きることに嫌気がさした
そんな中で救いとか癒しだけをロックに求めることに
限界を感じ始めた頃
こいつらがまた違うように聴こえてきた
本質的に生きていない状態で根本的な癒しなどありえないと分かった
(本質的に生きているとは、人それぞれで、社会のどこに位置していても、それぞれが本質的に生きていると思えば問題ない、俺の場合は、通常の社会の中にそれを見つけられなかったというだけである)
別に自分がそうだと言い切る自信は無いが
受身のオーディエンスの立場から、表現者同士ではないにしても
悩み苦しみ怒り狂い泣き喚く、同じ人間のやっている表現として
ロックを聴きなおすと
初めて、見えたり聴こえたりするナニモノかがある
ロックはとても切実な表現で
やっている奴らにはやっている時には打算も計算もないと俺は信じる
その様な不純な音は聴けばすぐに分かるしね
だから改めてアサイラムの人たちも今またはるかに愛おしい
You'd better ride on baby,
You was born outside of the law
歌詞はこれしかない
あとは
Run Run Run
生きろ!だってさ
[2008年5月25日 mixiにて初出]
http://upset-the-apple-cart.net/index.html
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