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実家には神棚があり、両親は仕事に出掛ける前に必ず拍手を打っています。新しい酒を開栓する時は最初の一杯を神棚に供えるし、台所には秋葉神の御札、玄関には近くの真言宗寺院の厄除け札…と実に様々です。神棚はリビングルームにあるのに、仏壇は「居間や寝室にあると不気味だから」とわざわざ仏壇のために小さな離れを建てたくらいです。特に父が私の一人暮らしの部屋に来る時は、見付かると文句を言われるので御本尊(むろん浄土真宗の)を隠しています。
今の部屋ももちろん、将来的にも私の家には神棚を置く予定はありませんが、実家で神棚や神社を拝むことを命じられた時は、拍手を打たずにそのまま合掌し、心の中で念仏を唱えています。「現世利益和讃」や歎異抄の「無碍の一道」を読むと神々もまた釈迦門下で念仏に励む、我々の兄弟弟子のようなものと思われるので、それで良いと思っています。
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