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子供のころ、親戚のおじさんが泳ごうといってため池へ連れて行ってくれました。
田舎の山にある自然の池に飛び込んで、、と思ったら、、イテッ!足に何か
黒いとげが突き刺さっています。おじさんは「それはヒシだよ」と教えてくれ
ました。そのときは子供ながら、ヒシは痛い手ごわい物だと思いました。
ペカンペと森のカムイたちでは、そのヒシちゃんが実はナイーブで、幸せを
見つける大冒険に旅立つのですから、思わずペカンペがんばれと応援しながら
読み進みました。
私的に痛いものとばかり思っていたヒシちゃんに愛着を感じた作品ですし、
また、隊長の別の一面を垣間見たようで、ほほえましくも思いました。
職場の本棚に並べて、来る子供たちにも読んでもらおうと思います。
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